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サラリーマンでもできる節税6選【合法・簡単】

ふるさと納税・iDeCo・生命保険料控除など、会社員が今すぐ使える合法的な節税方法を6つ厳選。年間5〜50万円の節税効果があるものだけを、手続きの簡単さと効果の大きさで解説します。

約10分
サラリーマンでもできる節税6選【合法・簡単】
目次
  1. 01 会社員は「源泉徴収」で税金を取られすぎている
  2. 02 節税6選 比較一覧
  3. 03 ① ふるさと納税【最優先・今すぐできる】
  4. 04 ② iDeCo(個人型確定拠出年金)【最優先・老後資産も作れる】
  5. 05 ③ 生命保険料控除【年末調整で完結・忘れずに】
  6. 06 ④ 医療費控除【年10万円超えたら確定申告】
  7. 07 ⑤ 住宅ローン控除【持ち家なら必ず使う】
  8. 08 ⑥ セルフメディケーション税制【市販薬が多い人向け】
  9. 09 今すぐ始める節税アクションプラン
  10. 10 よくある疑問
  11. 11 まとめ:まずふるさと納税とiDeCoから

会社員は「源泉徴収」で税金を取られすぎている

毎月の給与から自動的に引かれる所得税・住民税。会社員は自分で申告する機会が少ないため、使える控除を申告しないまま「払いすぎ」の状態になっているケースが非常に多いです。

節税は脱税ではありません。国が用意した制度を正しく使うだけです。この記事で紹介する6つの方法はすべて合法で、特別な知識がなくても実践できます。

年収500万円の会社員が全て活用すると、年間10〜50万円の節税になるケースも珍しくありません。

サラリーマンの節税:節税前後の手取り比較


節税6選 比較一覧

節税6選 比較表


① ふるさと納税【最優先・今すぐできる】

節税効果:年収500万円で約6万円/難易度:★☆☆

最も手軽で効果が大きい節税手段です。好きな自治体に寄附すると、寄附額から2,000円を引いた金額が翌年の住民税・所得税から控除されます。さらに寄附額の約30%相当の返礼品(食品・日用品等)が届きます。

実質2,000円の自己負担で返礼品がもらえる、非常にお得な制度です。

控除上限額の目安

年収独身・共働き専業主婦の配偶者あり
300万円約28,000円約19,000円
400万円約42,000円約33,000円
500万円約61,000円約49,000円
700万円約108,000円約86,000円

※ 上記はあくまで目安。正確な上限額は「ふるさと納税 控除上限額シミュレーション」で確認してください。

ワンストップ特例で確定申告を不要にする

寄附先が5自治体以内なら「ワンストップ特例申請」を使えば確定申告不要です。各自治体から届く申請書に記入して返送するだけで完了します。

おすすめの活用法:食費になる食品系返礼品(米・肉・魚介)を選ぶと、生活費の節約にもなって実質的な手取りアップになります。


② iDeCo(個人型確定拠出年金)【最優先・老後資産も作れる】

節税効果:年収500万円・満額で年約41,400円/難易度:★★☆

iDeCoは「老後のための積立投資」ですが、掛金の全額が所得控除になる強力な節税効果があります。投資リターンに加えて、拠出した瞬間に節税メリットが確定します。

掛金の上限(会社員の場合)

  • 会社に企業年金がない場合:月23,000円(年27.6万円)
  • 企業型DCのみある場合:月20,000円(年24万円)
  • 確定給付年金がある場合:月12,000円(年14.4万円)

節税額の計算

節税額 = 年間掛金 × (所得税率 + 住民税率10%)

年収500万円(所得税率20%)で月2.3万円満額拠出した場合: 276,000円 × 30% = 年83,000円の節税

デメリットも理解しておく

  • 60歳まで引き出せない(老後資金として固定)
  • 運用は自分で選択する(元本割れリスクあり)
  • 口座開設に2ヶ月程度かかる

長期的に見れば節税効果+運用益で大きなリターンになりますが、緊急資金を別に確保してから始めるのが鉄則です。


③ 生命保険料控除【年末調整で完結・忘れずに】

節税効果:年1〜2万円/難易度:★☆☆

生命保険・医療保険・個人年金保険に加入している場合、支払った保険料が所得控除になります。年末調整の書類に記入するだけで完了するため、最も手間がかからない節税です。

控除の種類と上限

控除の種類対象控除上限額(所得税)
一般生命保険料控除生命保険・医療保険4万円
個人年金保険料控除個人年金保険4万円
介護医療保険料控除介護・医療保険4万円

3区分で最大12万円の所得控除。税率20%なら年24,000円の節税になります。

やること

10〜11月に保険会社から届く「保険料控除証明書」を会社の年末調整書類と一緒に提出するだけです。証明書を紛失した場合は保険会社に再発行を依頼できます。


④ 医療費控除【年10万円超えたら確定申告】

節税効果:超過額×税率分/難易度:★★☆

1年間に支払った医療費が10万円を超えた場合、超過した金額を所得から控除できます。確定申告が必要ですが、領収書さえ保管しておけば手続きは難しくありません。

医療費に含まれるもの

○ 対象になる

  • 病院の診察費・入院費・手術費
  • 処方薬の購入費
  • 通院のための交通費(電車・バス。タクシーは緊急時のみ)
  • 歯科治療費(審美目的を除く)
  • 出産費用(健康保険の給付額を差し引いた後)

✕ 対象にならない

  • 健康診断・予防接種(病気が発見されて治療につながった場合は対象)
  • 美容目的の歯科矯正
  • 市販のビタミン剤・サプリメント

家族分を合算できる

生計を同じにする家族(配偶者・子・両親など)の医療費は合算できます。個人では10万円に届かなくても、家族全員分を合算すると超えるケースが多くあります。


⑤ 住宅ローン控除【持ち家なら必ず使う】

節税効果:年10〜35万円/難易度:★★☆(初年度のみ確定申告)

住宅ローンを利用してマイホームを購入した場合、ローン残高の0.7%が税額から直接控除されます(所得控除ではなく税額控除のため、効果が非常に大きい)。

控除期間と上限

2024年以降に入居した場合(新築・認定住宅):

  • 控除期間:13年間
  • 年間控除上限:最大35万円(借入額・住宅性能による)

手続きの流れ

  • 入居した翌年:確定申告が必要(初年度のみ)
  • 2年目以降:会社の年末調整で完結

初年度の確定申告を忘れてしまっても、5年以内なら遡って申告できます(過去分も還付されます)。


⑥ セルフメディケーション税制【市販薬が多い人向け】

節税効果:(市販薬購入額 − 12,000円) × 税率/難易度:★★☆

風邪薬・胃腸薬・花粉症の薬など、対象の市販薬を年間12,000円以上購入した場合に使える控除です。医療費控除との選択適用(どちらか一方しか使えない)なので、医療費控除が使えない年に検討します。

注意点

  • 健康診断・がん検診・予防接種を受けている年が対象条件
  • 対象品には「セルフメディケーション税制対象」のマークがあるレシートが必要
  • 医療費控除(10万円超)の方が節税額が大きい場合は医療費控除を選ぶ

今すぐ始める節税アクションプラン

節税アクションフロー:4ステップ


よくある疑問

Q. 確定申告が面倒で避けたい

ふるさと納税(ワンストップ特例)と生命保険料控除(年末調整)は確定申告不要です。この2つだけでも年間数万円の節税になります。

iDeCoは口座開設後は自動的に掛金が控除されるので、年末調整の書類(「小規模企業共済等掛金払込証明書」)を提出するだけです。

Q. 副業収入がある場合

副業収入が年間20万円を超える場合は確定申告が必要になります。その際に医療費控除やセルフメディケーション税制もまとめて申告できるので、逆にお得です。

Q. 節税と脱税の違い

節税は法律が認めた控除・制度を使って税負担を減らすことです。脱税は収入を隠したり虚偽の申告をすることで、犯罪です。この記事で紹介した6つはすべて国が正式に設けた制度であり、使わないほうが損です。


まとめ:まずふるさと納税とiDeCoから

6つの節税手段の中で、すべての会社員に今すぐおすすめできるのはふるさと納税とiDeCoの2つです。

  • ふるさと納税:今日サイトで寄附するだけ。実質タダで返礼品がもらえる
  • iDeCo:口座開設に2ヶ月かかるが、節税効果は最大級。老後資金も同時に作れる

この2つだけで年収500万円の会社員なら年間10万円以上の節税が現実的です。「難しそう」と思って放置するほど損をし続けます。まず今日、ふるさと納税の控除上限額を調べることから始めてみてください。